両社は、廃プラスチックリサイクルによる「エコ循環経済の構築」事業の検討など、今後エコ新事業を推進する過程で戦略的な協力をすることで今回の了解覚書を締結した。
まず両社は、廃プラスチックを化学的にリサイクルして炭素発生量を減らしたエコ化学素材事業に対する共同開発を推進する。
さらに両社は、廃プラスチックなどの原料で生産したエコ化学製品の海外商圏開発に向けたマーケティングや販売戦略の樹立、インフラ構築に協力する方針だ。また、国内外のエコ政策や業界動向を共有し、対策作りにも力を入れる。
サムスン物産はグローバルネットワークや海外事業力量を基に、エコ化学製品の主要市場である欧州や米国などの先進国で、新規顧客会社を発掘する役割などを担う予定だ。現代オイルバンクは精油・石油化学事業の競争力を持つ総合エネルギー企業として国内施設インフラなどを活用し、エコ化学製品の生産を担当する。
両社は最近グローバル環境問題対応のためのエコ事業が精油・化学業界の主要議題に浮上しただけに、エコ新事業開発を通して企業の社会的責任履行に積極的に乗り出す計画だ。さらに、今後成長が見込まれるエコ化学製品市場への進出に、成長動力の確保にも力を入れる予定だ。
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