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尹氏はこの日、ソウル市内にある韓国労総の事務所を訪れ、指導部と面談した。尹氏はこの席で、「私はいつも韓国労総の皆さんと会うたびに、友でありたいと語ってきた。これからも韓国労総の変わらぬ友人でありたい」と述べた。
また、「韓国労総が追求する、より良い社会、正義への移行のために、私も地道に声をかけて、良い関係を築きたい」とし、「現実的な難題は率直に打ち明けて、代案が必要ならば一緒に膝を突き合わせて話し合う」と約束した。
つづいて「労働の価値をまともに認めない国家・社会・企業は、これ以上発展しにくい時代になった」とし、「韓国労総は産業化と民主化を成し遂げる時期に、国家の発展と労働者の権益保護に献身してきた。共生と協力を基盤に政府と労使が、一体となって力強い跳躍の土台を築いていくことに、韓国労総は大きな役割を果たしてきた」と同連盟を称えた。
尹氏はまた、「韓国労総出身であり『国民の力』の議員が、大統領職引継ぎ委員会の社会福祉文化分科幹事を務めている。昨日は雇用労働相として、韓国労総出身のイ・ジョンシク(李正植)候補を指名した」とし、「労働現場の声をよく反映したい」と強調した。
そして「皆さんとともに労働の価値が十分に尊重され、労働者が堂々とした社会を作れるよう、約束を果たしたい」と付け加えた。
尹氏が韓国労総を訪ねたのは、大統領選出馬後にこの日で3回目だ。大統領選候補だった昨年9月と12月に続き、4か月ぶりに当選者として再び訪れた。
韓国労総のキム・ドンミョン委員長は、「前回の訪問の際、尹当選者が韓国社会は銃や爆弾の音が鳴らないだけで、戦争のような危機状況だと語られた。そのような現実的な判断に、積極的に共感する」とし、「国民統合は、韓国社会を正しい方向で産業転換するのに最も重要な要素だ。韓国労総は新政権のすべての懸案に対して、いかなる枠組みにも縛られず、積極的に対話に臨んでいく」と明らかにした。
キム委員長はまた、「信頼を前提にした対話ではなく、信頼を築いていく段階で対話を重ねよう」とし、「今後5年という期間を経て、小さな信頼でも残せるような労使と政府の関係を築くために、常に当選者が共にいてくれると信じている」と信頼を寄せた。
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