「公用水道水を使用」海水浴場に個人用プール設置=韓国蔚山(画像提供:wowkorea)
「公用水道水を使用」海水浴場に個人用プール設置=韓国蔚山(画像提供:wowkorea)
韓国では全国的に日照りが続く中、ウルサン(蔚山)のとある海水浴場に、個人プールを設置し、公用水道水を使用した家族を告発する文が上がり、眉をひそめている。

10日、ウルサン(蔚山)市トン(東)区庁などによると、今月4日、イルサン海水浴場を訪れた一家族は、朝早くから海水浴場に個人プールを設置した後、公用水道水を利用し水を張り、これに苦情が寄せられた。

海水浴場の関係者が、この日午前8時50分頃、状況を発見し、2度ほど口頭で警告したが、当事者はホースを取り外さず、結局関係者が公共の水道を止める措置をしたという。

東区庁の関係者は「このように公用水道水を利用してプールに水を張ることが起きたのは初めて」とし、海水浴場開場前であるうえ、週末早い時間で人材も不足しており、管理者も公権力を行使できる立場ではなく、制裁に困難があったという趣旨で説明した。

これに関連し、今月5日、蔚山のあるサイトには「このようなことはやめましょう。個人プール設置の方」というタイトルの文と写真が上がったりもした。

文の作成者によると、ある家族が海水浴場に大きいテントとシェードを設置した後、その下に大型インテックスプールを入れた。

ここから共用水道までは距離が50mほどになるが、ホース2つを結びプールに水を入れていたというのが目撃談だ。

掲載された写真には、海水浴場に設置されたシェードの下に個人インテックスプールが設置された様子が収められた。

この製品に水を満タンに入れるには、一番小さなプールは1600リットル、大きなプールは7100リットル以上の水が必要だという。

作成者は「管理する方がやめるように止めていたが、最後まで水を全部入れていた」とし「一体何を考えているのか理解できない」と述べた。

これを見たネットユーザーは「それでなくても日照りで農家が大変な時期に、本当に利己主義だ」「次は海水浴場に来ないでプールヴィラに行け」「水道料金を請求すべきだ」などの批判が集まった。

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