韓国の国民のうち、ワクチン接種と自然感染により新型コロナの抗体が生成された割合が94.9%であることがわかった(画像提供:wowkorea)
韓国の国民のうち、ワクチン接種と自然感染により新型コロナの抗体が生成された割合が94.9%であることがわかった(画像提供:wowkorea)
韓国の国民のうち、ワクチン接種と自然感染により新型コロナウイルスの抗体が生成された割合が94.9%であることがわかった。

韓国中央防疫対策本部は「ことしの1~4月に国内16の市・道で、10歳以上の国民健康栄養調査の参加者1612人を対象に実施した “新型コロナ抗体陽性率調査”で、全体の抗体陽性率が94.9%と集計された」ときょう(14日)明らかにした。

このうち自然感染による抗体陽性率は36.1%であった。ことし1月には0.6%にすぎなかったが、オミクロン株の拡散により大きく増加した。

国立保健研究院のクォン・ジュノク院長はこの日の会見で「今回の調査時期がオミクロン株の大流行期間であったため、地域社会内の感染者が増加し続けたことにともない、自然感染による抗体陽性者と未診断感染者も増加したものとみられる」と語った。

またクォン院長は「たとえ自然感染だとしても、時間が経過するほど抗体が低下する可能性がある。高危険群別に把握することが、予防接種を含め今後の防疫政策に役立つだろう」として、自然感染による抗体陽性率の意味を伝えた。

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