ペロブスカイト太陽電池を利用した、モビリティ用発電システムの概念図(画像提供:wowkorea)
ペロブスカイト太陽電池を利用した、モビリティ用発電システムの概念図(画像提供:wowkorea)
ウルサン(蔚山)科学技術院(UNIST)と現代自動車グループは10日、現代自動車グループ・UNISTモビリティ用次世代太陽電池協同研究室(以下、協同研究室)での提携と扁額(へんがく)の伝達式を行い、共同研究を開始した。協同研究室は2022年6月から2025年5月まで3年間、運営される。

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現代・起亜自動車は、自動車の屋根を利用して太陽光発電を行い充電する、ソーラールーフを販売し、一部の自動車に適用している。

しかしソーラールーフがより普遍的に使われるには、重さと効率面での改善が必要だ。

協同研究室は、研究目標を達成するため、ペロブスカイト太陽電池のバンドギャップ制御や大面積のコーティング法の開発、電荷伝達材料の開発など、各主要技術の最大化と最適化を行う計画だ。

現代自動車のイ・ジョンス先行技術院長は「2050年の炭素排出ゼロ目標を達成するには、自動車が排出する温室効果ガスも、2030年まで現在に比べ24%減らさなければならない状況」と明かした。

UNISTのイ・ヨンフン学長は「当院は、単一素子のペロブスカイト太陽電池で世界最高効率(25.7%)の技術を保有しており、同35%に挑戦する『アルキミスト課題』を進めている」と話した。

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