中央災難(災害)安全対策本部のイ・ギイル第1総括調整官は先ごろ、政府セジョン(世宗)庁舎で開かれた会議で「防疫当局は、ことし夏が新型コロナウイルス再流行の”導火線”となり得る重要な時期と見ている」と述べた。
ことし夏は、去る4月18日に社会的距離の確保が解除されて以来、初めて迎える夏で、休暇を楽しむ国内外の旅行客が増えることから、大規模な移動が予想されている。
これを前に韓国政府は、休暇シーズンに訪問客が多く押し寄せる施設では、利用客に距離の確保を維持してマスクを着用するよう呼び掛けている。また、屋外でも50人以上が集まる公演やイベントではマスクを着用するようにして、少なくても1メートルの間隔を維持し、新型コロナウイルスが疑われる症状を感じた際には、検査可能な医療施設で検査するよう強く要請した。
特に、エアコンなど冷房機器を使用する室内の危険が「高い」と警告し、換気を徹底するように呼び掛けた。
イ第1総括調整官は「コロナウイルスは、 エアロゾル形態として空気中に長時間とどまり、10メートル以上まで拡散することが明らかになっている」とし、「密閉された空間での冷房機器の使用は、このような空気伝播を通した感染リスクを高める」と説明した。
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