日本の「ラーメン」は中国の手打ち湯麺であるラーメンが日本で現地化された湯麺類食品である。日清食品は麺を油で揚げて乾燥させる方法からアイデアを得て「インスタントラーメン」を初めて開発した。インスタントラーメンは日本人を対象にしたアンケート調査でカラオケ、ウォークマンを抜いて「日本の20世紀最高の発明品」に選ばれた。
日清はカップラーメンを開発し、世界で初めて発売した会社でもある。米国の消費者がカップにラーメンを入れてフォークで食べる姿を見てアイデアを得て1971年カップラーメンを発売した。
韓国では1963年、三養食品が日本の「インスタントラーメン」の製造法を学んできて初めて「ラーメン」を発売した。
米が貴重だった時期、混粉食奨励運動とマッチし、韓国でラーメンは爆発的に販売が増加した。1970年代、唐辛子粉が添加された現在のような「赤いラーメン」が発売され始め、人気はさらに高まった。
ラーメンは現在も韓国国民に最も人気のあるインスタント食品と評価されている。 このため、危機が迫る時も非常食としてラーメンの販売は急増する現象を見せてきた。1994年に北朝鮮の「ソウル火の海」発言が出るとラーメンの売上が急増し、1998年の通貨危機で国民が経済的に厳しい状況に直面するとラーメンの売上が20%近く増えたりもした。
韓国は世界で最も多くラーメンを消費する国の一つだ。1人当たり年平均70個以上のラーメンを食べ、2020年まで世界1位を記録した。しかし、ベトナムでラーメン消費が急激に増加し、昨年初めて韓国を抜いて1人当たり年間ラーメン消費1位の国になった。
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