17日(現地時間)、米CNN放送によると、米サウスウエスト航空の職員はロサンゼルス・ロングビーチ空港の滑走路を走行中の飛行機を止めた後、操縦席に乗客の携帯電話を渡した。この映像は「世界親切の日」(11月13日)というハッシュタグ(World Kindness Day)をつけて13日、ツイッターで公開された。
乗客は空港で携帯電話がなくなったことに一歩遅れて気づいたが、仕方なく搭乗した。搭乗締め切り時間が迫り携帯電話を探し出すのは事実上不可能だったためだ。
飛行機に乗った彼は思いがけない連絡を受けた。携帯電話を拾った他の航空便の乗客がいるというのだ。しかし飛行機はすでに搭乗手続きを終えて離陸するため滑走路に後進中だった。
この知らせを聞いたサウスウエスト航空の職員たちは素早く動いた。飛行機の機長に連絡して携帯電話を渡したいと伝え、機長は滑走路の職員が駆けつけて携帯電話を渡すように指示した。
しかし、操縦席に携帯電話を渡すのは容易ではなかった。まずは赤いTシャツを着た職員がジャンプしたが、操縦席に腕が届かなかった。その後、隣にいた他の職員が機長に携帯電話を渡した。現場では歓声が沸き起こった。携帯電話を受け取った乗客は機長と職員に感謝の意を伝えたという。
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