握手を交わすフック主席(右)と成社長=14日、ハノイ(聯合ニュース)
握手を交わすフック主席(右)と成社長=14日、ハノイ(聯合ニュース)
【ハノイ聯合ニュース】ベトナムのグエン・スアン・フック国家主席は14日、国家主席府で韓国の国家基幹ニュース通信社、聯合ニュースの成耆洪(ソン・ギホン)社長の表敬訪問を受けた。 フック主席は「首相時代から韓国企業が抱える問題の解決に向けて努力した。これからも韓国企業を支援するためのメッセージを伝えるために最善を尽くす」と述べた。そのうえで「ベトナムに進出した韓国企業のほとんどが成功したため、これからはベトナム国民に利益をもたらすべきだ」とし、両国の企業と国民にウィンウィンとなる経済協力を強調した。 フック主席は今月上旬の訪韓について、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領との首脳会談で両国関係を包括的戦略パートナー関係に格上げすることで合意するなど、両国関係拡大で大きな成果があったと強調。国交樹立30周年を迎えた今年、韓国を国賓として訪問したことは意義深いと述べた。 また、「韓国はベトナムにとって最大の投資国であり、来年は両国間の貿易規模が1000億ドル(約13兆5300億円)に達し、2030年には1500億ドルに拡大すると予想される」とし、持続的な両国の経済交流拡大に期待を示した。 このほか、聯合ニュースと国営ベトナム通信(VNA)が両国関係の発展を妨げるフェイクニュースに共同で対応するという内容のニュース交流協定を締結し、両社が「韓国・ベトナム国交樹立30周年記念報道写真展」をハノイで共催したことを高く評価した。
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