氷点下17度、恐怖の3時間…スキー場のリフトに取り残された人々=韓国(画像提供:wowkorea)
氷点下17度、恐怖の3時間…スキー場のリフトに取り残された人々=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国カンウォンド(江原道)ピョンチャン(平昌)郡の「アルペンシアリゾートスキー場」でリフトが止まり、乗客約50人が3時間以上リフトに取り残される事故が発生した。寒さと恐怖で震えていた乗客は幸い全員救助された。

 江原消防本部などによると、19日午後4時12分ごろ、アルペンシアリゾートスキー場の初・中級コースに設置されたリフトが突然止まる事故が発生した。

 この事故で乗客54人が空中で孤立したが、当時の事故現場は気温が氷点下10度以下に下がり、秒速7mの風まで吹いて体感温度が氷点下17度前後まで下がった状態だった。

 消防当局は事故発生後、約30分で対応第1段階を発令した。装備24台と人員64人を投入して孤立した乗客に防寒用品を渡し、地上救助が可能な子供と女性乗客を先に救助した。

 続いてリフトにワイヤーをかけて救急隊員が上がり、乗客に安全ベストをつけて1人ずつ救助した。アルペンシアリゾート側はリフトの誤作動復旧などを進めた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 88