検察、資本市場法違反容疑でサンバンウルの元・現職職員2人に拘束令状請求=韓国(画像提供:wowkorea)
検察、資本市場法違反容疑でサンバンウルの元・現職職員2人に拘束令状請求=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国検察がサンバンウルグループの元・現職財務担当役職員に対して事前拘束令状を請求したことが把握された。

 20日、法曹界によると、スウォン(水原)地検刑事6部は、元サンバンウルの財務担当副会長だったA氏と現財務担当部長B氏に対し、資本市場法違反(詐欺的不正取引)の疑いで拘束令状を請求した。

 彼らはキム・ソンテ元サンバンウルグループ会長の指示により2018年と2019年にそれぞれ100億ウォン(約10億円)ずつ2回にわたって発生した転換社債(CB)取引過程で関連内容を虚偽公示した疑いをもたれている。

 2018年に発行したCBは、キム元会長が所有していると知られた投資会社が全て買い入れた。

 2019年発行CBは1次でキム元会長の親戚などが所有している投資会社が買い入れ、その後サンバンウルの系列会社が再び全量買い入れたことがわかった。

 検察はこのような方法でサンバンウルグループが裏金を造成したものとみて、捜査を進めてている。

 これと共に、A氏は会社資金30億ウォン(約3億円)をペーパーカンパニーの口座に横領した疑い、B氏は4500億ウォン(約450億円)相当の背任容疑ももたれている。

 彼らに対する拘束前被疑者尋問(令状実質審査)は同日午前10時30分から水原地裁でおこなわれ、同日夜遅くに結果が出る予定だ。

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