金浦市などによると21日、同日出勤時間帯の午前6時51分ごろ、ヤンチョン(陽村)駅車両基地にあった電車5編成(10両)が大雪により電気供給を受けることができず路線に投入されなかった。
このため、列車が1時間以上遅延して、市民らに大きな影響が出た。また、狭い列車の中に乗客が密集すると、女性1人が呼吸困難の症状によって病院に搬送されたが、搬送途中に意識を回復したことが分かった。
金浦市は金浦ゴールドライン駅舎内のマナーの維持と安全事故に備えるために、各駅舎に公務員を2人ずつ配置して野外線路の除雪作業に着手した。
ゴールドライン関係者は「一部地域に雪が積もり、列車に電気が供給されずに路線への投入が遅れた」とし「現在は全て正常に運行されている」と述べた。
金浦ゴールドラインはハンガン(漢江)新都市からソウル地下鉄9号線の金浦空港駅まで計23.67キロメートルの区間を結ぶ完全無人運転電車で、1日平均利用客は約6万8000人に達するが、車両は2両に過ぎない。
利用客に比べて極端に少ない列車の車両数のため、市民らに大きな影響が出ると、市は2024年9月までに混雑率の緩和と配車間隔の短縮のために、車両の増車を6編成に拡大する計画だ。
現在、金浦ゴールドラインの電車は2両編成で23編成が運行されている。
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