新型コロナ新規感染者減少も重症者562人=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナ新規感染者減少も重症者562人=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国疾病管理庁中央防疫対策本部によると、30日午前0時基準、新型コロナウイルス新規感染者は6万5207人と集計された。累積2899万6347人だ。

一日の新規感染者数は3日間連続で前週比、減少した。前日対比では6220人、一週間前対比では2961人減少した数値だ。

12月24日からこの日までの一週間の一日新規感染者数は6万6211人→5万8448人→2万5545人→8万7596人→8万7517人→7万1427人→7万1427人で、日平均6万5993人だ。

海外からの感染者は68人と集計された。死者は68人で、前日(76人)より8人減少した。前週より5人増えた。このうち60歳以上の高齢者が63人(92.6%)で大部分を占めた。累積死亡者数は3万2095人、致死率は0.11%を維持した。

新規感染者は減少しているが、高量酸素療法、人工呼吸器、ECMO(体外膜酸素空積)、CRRT(持続的な代替療法)など、隔離治療中の重症患者は562人で、500人以上を維持している。そのため集中治療の病床稼働率は38.4%に達している。

防疫当局は、重症化率を下げることができるので冬節期の改良ワクチン接種を勧めているが、接種率はなかなか上がっていない。前日、冬季改良ワクチン接種には4万43人が参加した。年齢別にみると、60歳以上が28.1%、18歳以上が11.6%、12歳以上が11%と年齢が低くなるほど接種率が低くなった。室内マスク規制解除が期待される反面、ワクチン接種率は落ちているのだ。

一方チ・ヨンミ庁長はこの日午前11時、中国の国境再開放に伴う関連防疫強化措置計画などを発表する。韓国は16日、中国を「標的検疫局」に指定し、入国者監視を強化した状態だ。有症状者の選別・発熱基準(37.5度)を強化し、37.3度以上の場合は、無条件にPCR検査を受けるようにした。

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