11日、中国共産党系紙「環球時報」と英文版グローバルタイムズは「韓国は、中国人観光客の暴露を合理的に説明しなければならない」という共同社説を出し、韓国の規制を批判した。同社説には「入国を拒否され、小さく暗い部屋に隔離されたまま、ベッドと温水すら出ない劣悪な環境だった」という中国ネチズンの主張が盛り込まれた。
造言蜚語が広がると、保健福祉部はこの日「政府が設けた隔離施設の現状を確認してほしい」という記者団の質疑に「最大205人が入室可能な3つのホテルを隔離施設として運営している」と反論した。
福祉部はこの日、参考資料を配布し「大韓民国国民も利用する客室で、客室ごとにベッドが備わっている。温水を基本的に提供するきれいなシャワー室などで構成されている」と説明した。
中国国籍隔離者の生活便宜のため、当局は△専門通訳者△布団・タオル・個人用品の要請時交替△解熱剤・風邪薬・消毒薬など安全常備医薬品を提供していると否定した。
新型コロナ中央事故収拾本部医療資源支援キム・ジュヨンチーム長はこの日午前の会見で、中国に広がっている韓国監禁隔離の噂に対し「根拠のない主張」とし「大部分がホテルで安全に隔離生活をしている」と一蹴した。
そして「ホテル3か所は、普段中国観光客が利用していた観光ホテル級以上の客室」とし「利用費用は全額本人が負担する」と付け加えた。
福祉部によると、10日基準、ホテル3か所には86人が隔離中で、32人が一週間隔離を終え退所した。隔離対象者は、中国からの入国者のうち、インチョン(仁川)空港内のPCR検査で陽性が出た短期滞在者だ。
一方、パク・ジン外交部長官は、中国が韓国国民に対する短期ビザの発給を全面中断したことについて「非常に残念だ」とし「韓国政府の措置の最も重要な理由は、国民の命と安全だ。それが最優先事項である」と述べた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 78