中国の“リゾート地” 三亜の海で水難事故…家族4人が溺死＝中国報道

中国の最南端に位置し、リゾート地として有名な海南（かいなん）島の三亜（さんあ）市の海で家族4人が溺れ、死亡した。

今月7日、甘粛（かんしゅく）省蘭州（らんしゅう）市から三亜市に遊びに来ていた家族4人が、海で泳いでいたところ次々と溺れ、救助隊員が救助にあたった。

事故当初、溺れた4人のうち3人が救助され、心肺蘇生などがおこなわれたが、後に死亡が確認された。残り1人、16歳の男性が見つからず行方不明となっていた。

現地の応急管理局の発表によると、10日夜に行方不明となっていた16歳男性が発見されたが、すでに心肺停止の状態だったという。発見されたときの詳しい状況については明かされていない。

4人が泳いでいた場所には「遊泳禁止区域」の案内板が設置してあり、泳ぐことが禁止されていた。