朝鮮人民軍創建75年の閲兵式に、固体燃料式のICBMとみられる新兵器が登場した=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
朝鮮人民軍創建75年の閲兵式に、固体燃料式のICBMとみられる新兵器が登場した=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
◇北朝鮮が軍事パレードに新兵器 固体燃料式ICBMか 北朝鮮の朝鮮中央通信は9日、前日夜に平壌の金日成広場で朝鮮人民軍創建75年の閲兵式(軍事パレード)が開催されたとし、固体燃料式の大陸間弾道ミサイル(ICBM)と推定される新兵器の写真を公開した。同通信は、戦術ミサイル縦隊と長距離巡航ミサイル縦隊、戦術核運用部隊に続き「わが国家の最大の核攻撃能力を誇示し、大陸間弾道ミサイル縦隊が登場した」と伝え、「われわれの正規武力は帝国主義の暴政を完璧に制圧粉砕できる絶対的な力を備えた最強の実体」と強調した。「絶対的な力」とは核兵器を指す。◇外相がミュンヘン安保会議出席へ 林氏との会談開催か 外交部は9日、朴振(パク・ジン)同部長官が17~19日にドイツで開かれるミュンヘン安全保障会議に出席し、韓国のインド太平洋戦略などを紹介する予定だと発表した。ミュンヘン安全保障会議は主要国の首脳や外交・安保分野の高官らが意見を交わす毎年恒例の国際会議。朴氏は同会議に合わせ、他国の閣僚らと2国間会談を行う計画だ。日本の林芳正外相も同会議に出席するとみられ、韓日外相会談が開かれる可能性が高い。◇23年上半期の成長率見通し 1.1%に下方修正 政府系シンクタンクの韓国開発研究院(KDI)は経済見通しの資料を発表し、韓国の2023年の経済成長率を1.8%と予想した。昨年11月時点の見通しを据え置いた。23年上半期の成長率予測は従来の1.4%から1.1%に引き下げた一方、下半期の予測は2.1%から2.4%に上方修正した。KDIは、中国が経済活動を再開することで短期的に感染症の急拡大とこれによる経済の冷え込みに直面すると予想。最近の輸出低迷と消費鈍化も踏まえ、上半期の韓国経済は従来の見込みよりも厳しくなると見通した。◇高齢者の地下鉄無料乗車 対象年齢引き上げ「可能だが慎重に」 高齢者の地下鉄無料乗車の対象年齢引き上げを巡り、曺圭鴻(チョ・ギュホン)保健福祉部長官は国会保健福祉委員会の会議で「自治体が自主的な裁量でできる事案だと考える」と述べ、法令違反にはならないとの考えを示した。曺氏は一方で、「少子高齢化が深刻化しており検討が必要だが、わが国の高齢者の貧困率は世界最高水準であり、定年延長に関する議論が活性化していないため(対象年齢引き上げには)慎重でなければならない」と強調した。
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