この結果、韓国の青少年がサイバー暴力を経験した割合は41.6%で前年比12.4%増加した一方、サイバー暴力を経験した成人の割合は9.6%で6.2%減少したことが判明した。
青少年で加害者を経験した割合は4.1%だった反面、被害者を経験した割合は21.0%だった。成人の加害者経験は1.1%、被害者経験は5.8%だった。
加害者となる動機としては、青少年では「復讐(ふくしゅう)心」(38.4%)が、また成人は「遊びや冗談」(39.2%)との理由が最大となった。ただし成人でも「復讐心」という答えが2番目に多かった。
サイバー暴力を受けた後の精神状態としては「これといった感情はなし」(青少年が59.2%、成人が42.2%)が最大だったが、これに「復讐心」(青少年が28.8%、成人が26.1%)が続いた。
さらにサイバー暴力をふるった後の精神状態としては、青少年の場合「相手に対する申し訳なさと後悔」(61.0%)が最も多かった半面、成人は「正当性」(45.6%)、「これといった感情はなし」(40.0%)などの回答が多く、成人によるサイバー暴力の深刻さや罪悪感などの認識が大きく不足していることが明らかになった。
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