キョンナム(慶南)ヤンサン(梁山)警察署は特殊公務執行妨害の疑いで60代のA容疑者を拘束したと7日、明らかにした。
Aはことし2月8日午前10時23分ごろ、梁山の文元大統領の私邸に接近していたところ、防護官たちがこれを制止すると「なぜ入れないのか」と、横たわって暴れた。
警護区域外に出されたAは近くに駐車していた自分の車を運転して、防護官1人にぶつかった。この事故でこの防護官は打撲傷を負った。
Aは昨年8月、文元大統領の私邸前で暴言を吐き、私邸関係者に凶器を振り回した容疑で拘束起訴された人物だという。
当時、Aは工業用カッターナイフで秘書室の関係者を脅迫し、住民らを脅かすなど犯行に及んだことが把握された。その後、Aは文元大統領の私邸警護区域の進入禁止対象と指定された。
警察関係者は「Aは昨年の事件と関連して拘束されたが保釈され、裁判を受けていたところ今回の犯行に及んだ」とし、「事件経緯などを追加調査した後、近いうちにAを検察に送致する予定」と伝えた。
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