尹大統領はジョリー外相に、「昨年9月のカナダ訪問時、カナダ側のあたたかい歓迎をよく覚えている。今年は、韓・カナダ国交正常化60周年を迎え、両国関係発展の潜在力を十分に実現できるよう期待する」と述べたと、イ・ドウン大統領室報道官が書面で伝えた。
また、尹大統領は「韓国とカナダが北朝鮮の人権改善のために、協力して国際社会に向け努力していくことを望んでいる」とし、自由と人権のために国家間での連帯の重要性を強調した。そして、「近いうちにトルドー首相と再び会い、両国関係の発展方向について話し合いたい」と述べた。
ジョリー外相は、「北太平洋地域を含むインド太平洋地域で、両国間の連帯と協力をさらに強化し、北朝鮮の人権問題を解決するための韓国の努力も積極的に支持する」と答えた。
尹大統領は続いて、コロナ外相と会談し、韓仏関係などについて意見を交わした。
尹大統領は「自由、人権、民主主義などの普遍的価値を共有する核心パートナーであるフランスとの関係が引き続き発展することを望んでいる。特に、両国がこれまでの文化交流や人的交流を基盤に、半導体やバッテリー、宇宙、原子力などの分野で緊密に協力することを期待する」と述べた。
また、「近いうちにマクロン大統領と直接会い、韓仏関係の発展方向について議論したい」と付け加えた。
コロナ外相は尹大統領に対するマクロン大統領の格別な友情を伝え、「2000年にシラク元大統領が訪韓以降23年ぶりに韓国を訪問することになり、感慨深い」と述べた。
そして、「法治主義や民主主義など、両国が共有する価値を土台に連帯と協力を発展させたい」と付け加えた。
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