27日午後4時26分(現地時間)、上海浦東(プードン)国際空港に到着した22歳の雌のジャイアントパンダ「Ya Ya」は、中国の獣医や飼育員と共に隔離検疫場へと向かった。
これに先立ち、中国側は「Ya Ya」が安全に帰国できるよう、3月16日から北京動物園の経験豊富な飼育員と獣医をアメリカに派遣し、「Ya Ya」の生活習慣や飼育状況を把握してきた。
中国側は「Ya Ya」が帰国後の検疫期間を快適に過ごせるよう、上海動物園に専用の隔離検疫場を設置した。検疫場内には飼育部屋の他に屋外運動場も準備されている。
検疫期間中は北京動物園の専門チームが24時間体制で「Ya Ya」を見守る。専門チームは「Ya Ya」と共に30日間の検疫期間を過ごし、「Ya Ya」が新たな生活環境に適応できるようサポートしていくとした。
一方、「Ya Ya」は2000年8月に北京動物園で生まれ、雄のジャイアントパンダ「楽楽(Le Le)」と共に2003年にアメリカのメンフィス動物園に貸与された。今回「Ya Ya」は20年ぶりに中国に帰国した。
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