新型コロナウイルス感染者の30%、4週間以上後遺症=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルス感染者の30%、4週間以上後遺症=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の新型コロナウイルス感染者10人のうち3人が、4週間以上後遺症に悩まされていたことが調査でわかった。

29日、韓国疾病管理庁の「国民健康栄養調査ベース新型コロナウイルス後遺症現況」報告書によると、昨年6~12月国民健康栄養調査に参加した対象者のうち45.2%(1439人)が、新型コロナに感染し、これらのうち29.6 %(425人)が4週以上の後遺症を経験したと答えた。

感染者1439人のうち425人(29.5%)が、1か月以上続いた後遺症に悩まされたことになる。

女性の後遺症の頻度が36.3%で、男性(21.8%)より高かった。年齢別では19~64歳(男子22.6%、女子37.7%)の後遺の頻度が65歳以上の高齢者(男子17.2%、女子29.4%)より高かった。ただし、後遺症で医療機関の外来診療を受けたか、日常生活に支障をきたしたという回答は高齢者が多かった。

多かった後遺症の症状は、咳・痰、疲労感、咽頭痛の順で調査された。後遺症に悩まされた回答者の半分以上が、4週間以上咳と痰が持続したと答えた。

ワクチン接種の有無と後遺症の頻度との間の相関関係もあった。

調査対象者のうち、新型コロナワクチンを接種していない人の後遺症頻度は47.6%で、接種者(29.6%)より高かった。後遺症で日常生活に支障を受けたという回答も、接種者(12.5%)より非接種者(37.7%)が多かった。

また、肥満、高血圧、糖尿病など慢性疾患のある人が、そうでない人よりも多く後遺症に悩まされたと集計された。

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