NHNクラウドのキム・ドンフン代表(画像提供:wowkorea)
NHNクラウドのキム・ドンフン代表(画像提供:wowkorea)
クラウドサービスを手掛ける「NHNクラウド」が、IT大手のNHNから分社化して1周年を迎えた。同社のキム・ドンフン代表は「ことし、最も力を入れるのは世界市場への進出」と話した。

キム代表は「日本の子会社でマネージドサービスプロバイダ(MSP)のNHN テコラスが、日本でのトップクラスにまで成長した」と評価し、さらなる市場拡大に乗り出すとしている。そのために「電子商取引(Eコマース)やセキュリティなど、日本で中心となっているクラウド商品をより拡大する」と話した。

また欧州市場での展開にも言及した。ルクセンブルクのクラウド企業「Gコア」と4月に締結した覚書(MOU)が、その足掛かりとなる。キム代表は「Gコアとは、クロス・リージョン・バックアップなどを活用した戦略を取る。この戦略をどう活用していくかが、世界市場で勝ち抜くためのポイントとなる」と話した。

キム代表はことしの目標として、グループ会社以外との取引による売上高を50%引き上げ、2000億ウォン(約204億2680万円)超とすることを掲げた。同社は昨年、売上高が1500億ウォン(約153億2010万円)超に達し、うち約70%がグループ会社以外との取引によるものだった。ことし初めには1500億ウォンの投資を誘致するなど、ユニコーン企業に成長。ことしの売上高目標は、2100億ウォン(約214億4814万円)だ。


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