27日、韓国陸軍によると、昨年12月、上等兵のA氏が大麻リキッドを部隊内に持ち込み、喫煙しているところを摘発されたという。軍事警察はA氏の捜査を続け、最近起訴した。
A氏は一人でたばこを吸うことが多く、たばこを吸って来るとろれつが回らないなど、不自然な行動を見せた。そのため、不審に思った同僚たちが通報し逮捕された。
軍事警察では、A氏が外泊から帰ってくる際に、大麻リキッドを持ち込んだものとみている。
一方、軍検察はA氏に対して拘束捜査が必要だと判断し、拘束令状を申請したが、軍裁判所は証拠隠滅と逃走の恐れがないという理由でこれを却下した。
軍検察は「入隊前・後麻薬類管理法違反」などの疑いでA氏を在宅起訴した。来月除隊予定のA氏は、今後、一般の裁判所で裁判を受けることになる。
現在までの捜査結果では、該当部隊内で他に麻薬犯罪に関わった兵士はいないという。
また、陸軍では「麻薬類の軍内への持ち込みを厳重なことと認識しており、専門捜査部隊の指定や抜き打ちでの点検活動など、麻薬取り締まりのためにさまざまな努力を続けている」と付け加えた。
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