浦項海洋警察署は2日午後10時ごろ、浦項市南区の港でトラックに鯨を積み込んでいたA氏ら3人を現行犯で逮捕したと、3日に発表した。
漁船とトラックには、解体した鯨が入った袋が94個(約1.4トン)積まれていたという。
浦項海洋警察は、国立水産科学院鯨研究センターに鯨のサンプルを送り、鯨の種類などを正確に確かめる予定だ。
また、鯨を捕獲してA氏などに渡した捕獲加担者と流通担当者を追っている。
韓国では違法漁獲物を所持・流通・運搬した者は、水産資源管理法により、2年以下の懲役や2000万ウォン以下の罰金刑を受ける。
海洋哺乳動物であるミンク鯨を違法に捕獲した者は、水産業法と海洋生態系の保全および管理に関する法律により、3年以下の懲役または3000万ウォン以下の罰金刑を受けると定められている。
ソン・デフン署長は、「すべて利用可能な人員を動員し、鯨捕獲船の関係者と流通担当者を逮捕するのに努めている」と述べた。
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