2日、韓国国土交通部(省)によると、ことしの1~4月において韓国航空会社の航空機内で摘発された喫煙行為は計130件と集計された。これは、新型コロナにより移動が大きく減少した2020年(107件)と2021年(49件)を上回る数値である。また、航空需要が回復し始めた昨年に摘発された222件の半分をすでに超えている。
「機内の喫煙」はどの航空会社を問わず、ことしに入り増加している。
機内での喫煙事例は様々なケースがある。
先月7日にインチョン(仁川)空港を出発した韓国の国際線航空機では、ある乗客がトイレで喫煙し、その匂いを嗅いだ乗務員に摘発された。ことし4月には、ある国際線航空便の搭乗過程で電子タバコを吸っていた乗客が摘発された。機長はこの乗客を航空機から降ろし、空港警察に引き渡した。
停止している航空機内で喫煙すれば500万ウォン(約54万7000円)以下、運航中の航空機内で喫煙すれば1000万ウォン(約109万4000円)以下の罰金に処されるおそれがある。
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