“女性26人と性関係”隠し撮りした警察官、「常習犯行ではない」=韓国(画像提供:wowkorea)
“女性26人と性関係”隠し撮りした警察官、「常習犯行ではない」=韓国(画像提供:wowkorea)
マッチングアプリなどを通じて出会った約20人の女性たちと性関係を持ち、不法撮影してきた現職警察官が初公判で容疑を一部否認した。

 13日、スウォン(水原)地裁で開かれたキョンギ(京畿)南部警察庁所属A被告の性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(常習カメラなど利用撮影・頒布など)および証拠隠滅教唆(きょうさ)容疑事件1次公判でA被告側は「犯行が常習的だったわけではない」と述べた。

 Aは2016年6月から昨年11月までマッチングアプリを通じて会った20~30代の女性26人の身体を携帯電話または補助バッテリー形態の撮影機器で28回にわたって、相手の同意なく常習撮影し、映像物17件を所持した容疑をもたれている。

 Aの犯行は被害者のうち1人が3月、Aの不法撮影事実に気付いて検察に告訴して明らかになった。検察から事件を引き継いだ警察はAの容疑を突き止め、5月にAを拘束、検察に送致した。

 Aは4月、警察の家宅捜索が始まると不法撮影物を保存しておいたパソコンのハードディスクなどを捨てるよう、当時、恋人B氏に頼んだ疑いも持たれている。

 A側はこの日裁判で証拠隠滅を教唆した容疑も否認し、「捜査を受ける前にすでに保存装置などを捨てた。パソコン本体と残り物だけがあったので片付けてくれと言った」と説明した。

 証拠隠滅の疑いで在宅起訴されたB氏側は「被告人は不用品を捨ててほしいという趣旨で理解し、刑事事件と関連した事案なのか知らなかった」として容疑を否認、「わたしもこの事件の被害者」とし、裁判所に善処を求めた。

 裁判部は同日、B氏に対する証拠隠滅容疑事件を先に終結し、検察はB氏に懲役1年を求刑した。

 Aは現在、職位解除された状態だ。警察はAに対する懲戒手続きを進めている。

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