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8日、韓国産業通商資源省によると、今年1~5月のハイブリッド車の販売台数は14万1381台で、前年同期比34.2%増だった。電気自動車は6万3982台で15%増にとどまった。
このような傾向は、先月の完成車メーカー別の販売実績でも如実に表れている。現代自動車で先月最も多い販売台数を記録した「グレンジャー」(1万1528台)の場合、ハイブリッドモデルが全体販売台数の65%である7516台が売れた。
中型SUV(スポーツ用多目的車)「サンタフェ」も先月、全体販売台数2252台のうちハイブリッドモデルが61%(2030台)を占めた。
起亜自動車の大型セダン「K8」もハイブリッドモデルが好調だ。K8は先月、韓国市場で4469台が売れ、このうちハイブリッドモデルは62%の2773台が販売された。この他にもエコSUV「ニロ」と中型SUV「ソレント」はハイブリッドモデルがそれぞれ67%、64%だった。
輸入車でも同様の傾向が見られる。韓国輸入自動車協会(KAIDA)によると、先月の新規登録台数は2万6756台で、このうちハイブリッドモデルは全体の31%である8285台が売れた。これは前年同期の6716台に比べて23.4%増えた数値だ。シェアも29.6%から1.4%ポイント増えた。
今年1~6月の累積販売台数もハイブリッドモデルは前年同期(3万7640台)より10.1%増えた4万41459台を記録した。シェアは同期間28.7%から31.7%へと3%ポイント増加した。
中古車市場でもハイブリッド車が活況だ。中古車取引プラットフォームのエンカードットコムが今年1~5月のエコカービッグデータを分析した結果によると、ハイブリッド車登録台数は前年同期比19.4%増えた。同期間、ハイブリッド車に対する顧客の問い合わせも15.1%増えたという。
大林大学未来自動車学部のキム・ピルス教授は「電気自動車は、まだ補助金政策によって販売が左右されるしかない段階であり、まだ電動化に移る過渡期と見るのが正しい」とし、「エコカーへの関心が高まっている状況で、すでに長い間燃費と性能を検証してきたハイブリッド自動車は、現時点では最高の選択肢に違いない」と述べた。
続けて「ハイブリッド車の好調は少なくとも2~3年は続くと思われる。電気自動車の場合、充電インフラが比較的不足しており、まだ安全性が100%検証されていないという見方が残っている」とし、「2025年まではファーストカーとして電気自動車を購入する割合がハイブリッド車より少ないと予想される」と付け加えた。
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