ジャンボリーの血税観光批判に対し、韓国政府「隊員の宿舎支援は慣例」(画像提供:wowkorea)
ジャンボリーの血税観光批判に対し、韓国政府「隊員の宿舎支援は慣例」(画像提供:wowkorea)
韓国政府が血税で2023セマングム世界スカウトジャンボリー大会の参加者たちの観光を支援しているとの報道に対し、事実ではないと釈明した。

ジャンボリー共同組織委員長を務めた行政安全部と女性家族部は13日、共同報道説明資料を通じて「政府がジャンボリー大会参加者たちの観光を血税で支援しているとの報道は事実ではない」と述べた。

行政安全部と女性家族部はこれについて「政府の支援は参加者たちが大会参加前にあらかじめ購入した航空日程により、閉営後も数日間国内に留まる場合、宿泊、安全、保健、衛生管理、出国便宜保障と交通便提供に限定される」と説明した。

続いて、現在国内に残っているジャンボリー隊員たちが参加しているプログラムは、隊員たちが韓国に来る前に自費で予約した有料プログラム、ジャンボリー組織委員会が大会開始前に申請を受けて運営中の自治体プログラム、自治体や企業が韓国人・外国人のために運営している広報プログラムだと付け加えた。

さらに「政府は参加者たちが安全にプログラムに参加できるよう支援しており、政府予算を投入して観光費用を支援したことはない」と述べた。

隊員たちが大会後も滞在している宿舎に関しては「歴代のジャンボリー大会組織委員会は大会閉営後も数日間、参加者たちが宿営地に留まることを認めてきた。ただし、今回の大会では参加者たちが台風を避けて宿営地を離れ、政府が用意した宿舎に避難した状況だ」と明らかにした。

このため、韓国に来る前に既に自費で有料プログラムを決済したり、その他の理由で韓国入国前から閉営後も予定された出国日まで数日間宿営地に滞在すると明らかにした参加者たちのうち、希望者に限って泊まるところを提供し続けることにしたと説明した。

政府は「これは歴代のジャンボリー大会の慣例と今回の台風状況の特殊性を共に考慮した措置であり、無制限または永久的なものではなく『予定された出国日』まで参加者を保護する措置である」と明らかにした。

また「したがって、予定された出国日の後に自身の意志で留まる参加者に対する中央政府の支援はない」と強調した。

これに先立ち、共に民主党(野党)は12日、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が「ジャンボリー大会の終了後も参加者たちが希望するなら宿舎を支援せよ」と指示したことについて「国家予算は検察特別活動費の小遣いのように使えるものではない」と批判していた。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 83