＜W解説＞米「インフレ抑制法」の懸念を払しょくし、韓国車が米エコカー市場で好調な理由

米国のエコカー市場で、韓国車が今年1～3月期の米国のエコカー輸入額で日本車、ドイツ車を抜き1位となったことが分かった。米国政府が昨年、北米で組み立てられた電気自動車（EV）を税額控除の対象とするインフレ抑制法を施行。これにより、EVを中心とする韓国車の対米輸出が妨げられる可能性があるとの懸念が出ていたが、それを払しょくした形だ。韓国紙の東亜日報は、「インフレ抑制法とは関係なく、補助金（優遇措置）を受けられるリース（商業用）市場を攻略したのが功を奏したと分析される」と伝えた。