北朝鮮は今月24日、軍事偵察衛星を打ち上げたものの、失敗に終わった。北朝鮮は外部向けメディアでは失敗について報じ、朝鮮中央通信は、国家宇宙開発局が同日、北西部のピョンアンプククト(平安北道)にある西海衛星発射場から偵察衛星「マンリギョン(万里鏡)1号」を新型ロケット「チョルリマ(千里馬)1型」で打ち上げたものの、失敗したと伝えた。衛星運搬ロケットの1段目と2段目は正常飛行したが、3段目の飛行中に異常が発生したとしている。一方、内部向けメディアはこの結果を報じていない。北朝鮮は5月31日にも打ち上げに失敗しており、韓国の聯合ニュースは「2回目の失敗で面目がつぶれ、住民に明かすことを負担に感じているとみられる」と伝えた。
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