北朝鮮が最近、韓国との軍事境界線沿いの非武装地帯(DMZ)で地雷埋設や鉄条網補強などの作業を進めていることがわかった。韓国メディアなどが韓国軍の関係者の話として伝えている。北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記は、ことし1月の最高人民会議(国会に相当)での演説で、韓国について「第1の敵対国、不変の主敵」と憲法に明記する必要性を強調。「80年間の北南(北朝鮮と韓国)関係史に終止符を打つ」と宣言し、「軍事境界線付近にある、南北をつなぐ全てのものを徹底して断ち切る」と話していた。韓国の公共放送KBSは「今回の地雷埋設作業は金総書記の指示に従い、南北の間に見える形で『国境』をつくるための措置とみられる」と伝えている。
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