<W解説>韓国・第22代国会をめぐる2つの「異例」事態
<W解説>韓国・第22代国会をめぐる2つの「異例」事態
韓国で今月2日、通常国会の開会式と共に、4月の総選挙で選出された議員による第22代国会の始まりを宣言する開院式が開かれた。第22代国会の任期は5月30日から始まったが、開院式は3か月が経ってようやく開かれた。1987年の民主化後、最も遅い開院式となり、韓国メディアは「遅刻・開院式」などと伝えている。また、開院式に、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は出席しなかった。現職大統領が国会の開院式に出席しなかったのは、87年の民主化宣言に基づき、88年から韓国で採用されている政体「第6共和国」の発足後初めて。韓国紙の東亜日報は「第22代国会は最長の『遅刻』開院と、初の大統領欠席という2つの不名誉を記録することになった」と伝えた。背景には何があったのか。
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