<W解説>「佐渡島の金山」追悼式、韓国側は急遽不参加=日本の一部メディアの誤報が影響したのか?
<W解説>「佐渡島の金山」追悼式、韓国側は急遽不参加=日本の一部メディアの誤報が影響したのか?
今年7月に世界文化遺産に登録された新潟県佐渡市の「佐渡島(さど)の金山」に関連して、金山で犠牲になった朝鮮半島出身者を含む全ての労働者の追悼行事が今月24日、市内で初めて開かれた。追悼式は地元の自治体や市民団体などでつくる実行委員会が主催し、約70人が出席した。一方、この追悼式には、韓国政府関係者や韓国人遺族も出席予定だったが、見送った。式に先立ち、韓国では、日本政府の代表として出席した生稲晃子外務政務官が、過去に靖国神社に参拝したと報じられた。この報道を受け、韓国内で式への出席に反対論が起こり、韓国政府は不参加を決断した可能性があるが、林芳正官房長官は25日、生稲氏について「(2022年7月の)参院議員就任後に靖国神社を訪問した事実はない」と否定。同日夜になり、共同通信は同年8月15日に生稲氏が同神社を参拝したと国内外に向けて配信した記事が「誤った報道だった」と訂正した。共同は「日韓外交に影響した可能性がある」としている。一方、韓国政府は同日、独自の追悼行事を、朝鮮人労働者の宿舎だった同市の「第四相愛寮」で執り行った。遺族9人のほか、パク・チョルヒ駐日大使ら約30人が追悼した。
Copyrights(C)wowkorea.jp 5