韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領に対する2度目の弾劾訴追案の採決が、14日にも行われる見通しとなっている。7日の採決では与党議員のほとんどは国会の本会議場を退席し、投票を拒んだため定足数不足で採決が成立せず、弾劾案は自動的に廃案となった。2度目の弾劾訴追案の採決を前に、「国民の力」のハン・ドンフン(韓東勲)代表は「弾劾で職務停止することが民主主義を守る唯一の方法だ」として党所属議員に弾劾案に賛成するよう呼び掛けた。同案が可決されるためには与党から少なくとも8人が賛成する必要がある。韓氏の呼びかけを受け、同党から賛成票を投じる意思を示す議員が出てきている。一方、尹氏は12日、国民向けの談話を発表。戒厳令宣布は「民主主義を守るための合法的な措置だった」と正当性を主張した上で、「私を弾劾しようが、捜査しようが、これに堂々と立ち向かう」と述べた。
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