韓国国会で弾劾訴追案が可決し、職務停止となっているユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が、捜査機関からの出頭要請や、憲法裁判所から送られた弾劾審判書類の受け取りを拒否するなど、非協力的な姿勢を取り続けている。今月3日に「非常戒厳」を宣言した尹氏には内乱の疑いが指摘されており、検察は21日までに出頭を求める要請書を尹氏側に送付した。尹氏がこのまま応じない場合、捜査当局は逮捕状を請求することも検討しているとみられる。また、韓国国会が今月14日、尹氏に対する弾劾訴追案を可決したことを受け、今後、憲法裁判所が尹氏の弾劾訴追を審理するが、尹氏が裁判所から送達された書類の受領を拒否しているため、今後の審理の進行に影響することも懸念されている。国内では尹氏が遅延戦術を図っているとして批判が上がっている。
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