スロベニアのクルシュコ原発
スロベニアのクルシュコ原発
韓国メディアによると、韓国の原発運営会社、韓国水力原子力(韓水原)はこのほど、欧州のスロベニアでの新規原発事業の受注計画を断念した。ユン・ソギョル(尹錫悦)政権は、ムン・ジェイン(文在寅)前政権が進めた脱原発政策を一転させ、原子力産業の拡大を進めてきた。尹氏は昨年、「2030年までに原発を10基輸出する」との目標の下、自らトップセールス外交を展開した。しかし、韓国メディアによると、スロベニアのクルシュコ新規原発の発注企業GENエネルギアは、韓水原が同プロジェクトに参加しないと通知してきたと明らかにした。スロベニアの原発は、これまで韓水原が受注に力を入れてきたところだっただけに、手を引くことを決めた理由が気になるところだが、韓国メディアによると、韓水原は「事業環境を考慮して決定した」とし、詳細な説明はしていない。
Copyrights(C)wowkorea.jp 5