大検察庁に出勤し、報道陣の質問に答える沈雨廷検事総長=10日、ソウル(聯合ニュース)
大検察庁に出勤し、報道陣の質問に答える沈雨廷検事総長=10日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の沈雨廷(シム・ウジョン)検事総長は10日、「非常戒厳」宣言を巡り内乱罪で逮捕、起訴された尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の釈放を認めた地裁の決定に対し、検察が即時抗告を断念した理由について「捜査チームと大検察庁(最高検)の部長会議などさまざまな意見を総合し、適法な手続きの原則に従い、信念に基づいて決定を下した」と明らかにした。野党側が沈氏の即時辞任を要求していることに対しては「それ(即時抗告の断念)が辞任や弾劾の理由になるとは思わない」と拒否した。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40