<W解説>韓国・尹大統領の弾劾審判、宣告日の持ち越し続く=市民や裁判所警備の警察官も疲労の色濃く
<W解説>韓国・尹大統領の弾劾審判、宣告日の持ち越し続く=市民や裁判所警備の警察官も疲労の色濃く
韓国の憲法裁判所による、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の罷免の是非を判断する弾劾審判の宣告は先週も行われなかった。宣告は当初、今月14日に行われるとみられていたが、持ち越しとなっている。通信社・聯合ニュースが伝えたところによると、憲法裁では先月25日に尹氏の弾劾審判の最終弁論が行われて以降、ほぼ毎日評議が開かれており、28日(金)も1時間ほど議論されたが、宣告日について結論は出なかった。宣告日については、市民の安全を確保する必要があるため、警察やソウル市などとあらかじめ協議した上で2~3日前に憲法裁が各機関に通知する。このため、宣告は早くても4月3日になるとみられ、3月中の宣告はなくなったといえる。韓国紙のハンギョレは「尹大統領の弾劾訴追日から100日が過ぎても結論が出ていないことで市民の不安は高まっており、迅速な言い渡しを求める声が上がっている」と伝えた。
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