<W解説>韓国内でサービス中断していた「ディープシーク」再開の見通し=韓国企業にとって脅威との見方も
<W解説>韓国内でサービス中断していた「ディープシーク」再開の見通し=韓国企業にとって脅威との見方も
韓国の個人情報保護委員会は24日、中国の新興企業「ディープシーク(DeepSeek)」が開発した生成AI(人工知能)サービスの検証結果を発表した。ディープシークが開発した生成AIをめぐっては、今年1月に韓国でサービスが始まった際、AI学習用のデータを過度に収集しているとの疑惑が高まり、同委員会は2月、ユーザーデータの取り扱いに関する審査が完了するまで、国内でディープシープのアプリの新規ダウンロードを停止すると発表。同委員会は24日、検証の結果、このサービスが提供されていた当時、国内利用者の個人情報が中国や米国の企業に無断で提供されていたことがわかったと明らかにした。一方、ディープシーク側は同委員会が指摘した問題について、既にほぼ改善を図ったとしている。同委員会のナム・ソク調査調整局長は「ディープシークが、韓国政府の勧告と命令を受け入れ、これを履行すれば、サービス再開が可能になる」と述べており、通信社・聯合ニュースは「近日中に韓国でのサービスが再開されるものとみられる」と伝えた。
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