北朝鮮と英国が合弁で設立した鉱山会社のコーメットがロンドン証券取引所の新興企業向け市場(AIM)に上場する方針だ。ロイター通信が10日に報じた。
 同社代表はロイター通信の電話取材に対し「9月にAIMに上場できるよう準備を進めており、5月までには主幹事を決めたい」と話した。上場規模は1億ポンドを見込んでいる。主幹事に関する具体的な言及はなかったが、関心を寄せている投資銀行の中から1~2カ月後には最終決定する予定という。コーメットは、北朝鮮・茂山などで取れる鉄鉱石や鉱物資源を開発し、中国に供給する計画を持っている。

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