新小説「血の涙」を書いた李人稙(イ・インジク)、一進会評議長の兪鶴柱(ユ・ハクチュ)、中枢院の姜敬熙(カン・ギョンヒ)、全州警察署の白聖洙(ペク・ソンス)警部ら縁故が確認できない81人を官報を通じて公開、縁故が確認できた39人については、直系卑属や利害関係人に対象選定の事実を通知した。
委員会は対象時期を1904年~1919年、1919年~1937年、1937年~1945年の3期に分けて調査を進めており、同日発表された調査対象は第1期の1904年~1919年の親日反民族行為者となる。
対象となった120人の中には、売国・受爵者27人、中枢院関係者21人、一進会関係者27人など、義兵弾圧・鎮圧を先導したり、韓日併合を積極支持した人物が含まれている。
対象選定結果に異議がある場合には、直系卑属や利害関係人が通知日から60日、あるいは官報公告日から74日以内に異議申し立てを行うことができる。
委員会の鄭雲鉉(チョン・ウンヒョン)報道官は「これまで民間による関連研究はあったが、国家機関として親日反民族行為者を調査し、その結果を発表したのはこれが初めて」と説明している。2次調査対象と3次調査対象はそれぞれ来年6月と2008年6月に公開され、最終的な報告書は2009年に発表される予定だ。
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