サッカー・ワールドカップ(W杯)ドイツ大会の公式パートナーとなった現代自動車は6日、W杯の決勝トーナメントまでに7兆ウォン相当の広告効果を得ていたとの見方を明らかにした。予選リーグ48試合と、ベスト8戦8試合の56試合について、スタジアムのアドボード(広告看板)がどれだけテレビに映ったかを集計し、その時間に相当する広告費用を算定したもの。2002年の韓日大会では6兆ウォンの効果があった。
 調査は国際サッカー連盟(FIFA)のリサーチ代行会社、英スポンサーシップ・インテリジェンスが行い、世界の視聴率、視聴者数、各国のW杯広告単価などを総合的に評価した。

 現代自動車のアドボードは決勝トーナメントまでに1試合当たり平均12分34秒、合わせて11時間45分にわたりテレビで放映された。大会終了時には13時間30分以上に達することが予想される。

 現代自動車関係者は「世界的なブランド認知度を1%上げるためには数兆ウォンのマーケティング費用がかかる。W杯公式パートナーを通じたブランド露出が現代自動車の認知度向上と販売増加に寄与するものと期待される」と話している。

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