現代・起亜自動車グループは2日、今年の販売目標を427万5000台とし、売上高106兆ウォンの達成を目指すと明らかにした。鄭夢九(チョン・モング)会長が同日の仕事始め式で発表した。鄭会長はまた、「顧客本位の経営」と「グローバル経営の安定化」を経営目標に、積極的な投資とチャレンジ精神に基づきグローバルリーダー企業に跳躍するための元年にすると強調した。

具体的には、現代自動車が273万5000台を販売し、42兆ウォンの売上高を達成する計画だ。起亜自動車は154万台を販売し、22兆ウォンの売上高を目指す。同社の昨年の業績は、完成車販売台数が376万2000台で、自動車部門の売上高は56兆ウォン、グループ全体の売上高は93兆ウォンだった。

 鄭会長は経営目標の達成に向けた重点課題として、マーケティング能力やブランド価値の向上、品質・コストなど基本的な競争力強化、安定的かつ効率的なグローバル経営体制の構築などを挙げた。

 現代・起亜自動車は今年、米国、欧州、インド、中国など主要戦略市場別に5つの現地工場を新設し、国内を含む27生産拠点を運営する。また、協力メーカーとの共存協力を強化するため、協力メーカーの研究開発や設備投資、原材料調達などに今年2兆3000億ウォンを支援したのに続き、2010年まで11兆3000億ウォンを投じ現地市場への進出、共同技術開発、経営ノウハウの提供など支援を惜しまない方針だ。

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