ソウル市議会が9日に明らかにしたところによると、昨年12月にソウル市民871人を対象にアンケート調査を行った結果、ソウル市民の日があることを知らないと答えた人は72.7%に達した。マスコミなどを通じソウル市民の日のイベントを見たことがあるかとの質問に対しても、75.5%が「ない」と答えており、「ある」と答えた人の3倍に達した。
ソウル市民の日は、朝鮮王朝が都を漢陽(現在のソウル)に移した10月28日で、1994年に制定された。歴史的な日をソウル市民の日とするよりも新たに制定したほうがいいと考える人は53.7%に及び、このままでいいとする回答(29.9%)を大きく上回った。
今回の調査を要請した市議会議員は、「市は外国人観光客に見どころを提供するよい機会となる市民の日を放置している」と指摘し、ソウル市民の日を活性化させる多様な案を策定することが必要だと述べた。
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