韓国・トルコ国交樹立50周年記念式典の韓国代表としてトルコを訪問中の金章洙(キム・ジャンス)国防長官は7日、トルコの首都アンカラでギョニュル国防相と会談し、両国の軍事交流など共通の関心事について意見交換した。両国の防衛産業協力強化や軍事交流の多角化など主要懸案について議論し、防衛産業で深刻化する貿易不均衡の改善に取り組むことで合意した。
 金長官は、トルコの朝鮮戦争参戦は現在も両国の友好関係発展の原動力になっていると評価し、「両国の経済、産業、軍事交流協力は第一歩を踏み出しており、今後さらなる協力の可能性を残している」と強調した。これに対しギョニュル国防相は、「両国は国同士のレベルを超え、両国民は密接な関係を維持している」と述べた。また両国が防衛産業で活発に協力を続けてきたとし、今後もさまざまな武器開発に必要な軍事協力を強化していこうと呼びかけた。

 金長官は会談終了後、韓国公園を訪れ朝鮮戦争参戦碑に献花し、朝鮮戦争に参戦した元兵士らと昼食をともにした。8日には、両国国交樹立50周年記念式典に出席する予定だ。


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