日本領海侵入で拿捕された韓国漁船、統営に戻る

日本領海侵入の疑いで13日に日本の海上保安庁に拿捕（だほ）された慶尚南道・統営の漁船4隻が、25日午前、統営の東湖港に入港した。4隻の船員37人は、10日間抑留されていた鳥取県境港市を23日に出港していた。1隻当たり数百万円の担保金を納付することで、釈放されたという。しかし、船長4人は海上保安庁に拘束され収容中で、正式に裁判を行う必要があり、釈放までには時間がかかる見通しだ。船員らは抑留期間について、特に大変なことはなかったと話している。
　統営海洋警察隊は船員らを相手に日本領海侵入の経緯などを調査し、違反事実が確認されれば行政処罰を科す方針だ。


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