自身の政治活動のテーマが人権問題であることを強調したラントス委員長は、慰安婦問題はこれまで解決されていない複数の人権問題のうちのひとつだとし、これまでも人権問題を扱う人として重要視してきたが、韓国女性が受けた苦痛に対し長期にわたり正義が実現できずにいると述べた。その上で、共同発議者が140人に達する慰安婦決議案は必ず通過されなければならず、通過させることが任務だとの認識を示した。
ラントス委員長はこれまで2回にわたり北朝鮮を訪問したことを振り返るとともに、米下院外交委員長としては初めて年末に北朝鮮を訪問する計画を明らかにした。訪朝に当たっては北朝鮮の指導者と会い、米国は決して北朝鮮に対し否定的ではないという事実を伝えるとともに、北朝鮮の住民が自由を享受できるよう人権問題についても積極的に意見開陳する考えを示した。
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