都市鉄道公社は、2008年から2011年にかけての5~8号線乗客1人当たりの輸送原価は1294~1328ウォンに達すると見込んでいる。運営赤字を考慮すると、現行料金を516~550ウォン引き上げる必要があるとしている。同公社の運営赤字は昨年末現在2722億ウォンで、累積運営負債は5085億ウォンに達する。赤字の主な原因としては、1~4号線に比べ乗客が少ないこと、高齢化が進み無料利用対象者が急増したこと、安全対策コストが大きいことなどを挙げた。
ソウル市は、地下鉄料金は都市鉄道公社が決定できるものではなく、市が検討した上で市議会での意見聴取、物価対策委員会の審議を経て決定すると説明している。しかし、値上げが確定すれば、地下鉄1~4号線を運営するソウルメトロも同一水準にまで引き上げる可能性が高い。
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