東京・品川で行われた<FTIsland 1st live in Tokyo 2007~Cheerful Sensibility~>はチケットが予約開始後1日で完売した。22日、船員を装った5人の映像とともにメンバーが登場すると、会場は全国から駆けつけたファン2000人の歓声と拍手で沸きかえった。代表曲『FT ISLAND』で幕を開けたライブは、平均年齢16.4歳というメンバーらのすがすがしさとパワーがみなぎるステージとなった。
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メンバーのソロステージでは、リーダーのチェ・ジョンフンがユリサンジャの『愛してもいいですか』をピアノ弾き語りで熱唱し、ファンらに直接バラの花をプレゼントするという演出も行った。オ・ウォンビンはジャスティン・ティンバーレイクの『Like I Love You』とアッシャーの『Yeah!』に合わせてバックダンサーとともにダンスを披露するなど、キュートなイメージを脱し男らしさをアピールした。
このほかイ・ジェジンはベース演奏の実力を存分に発揮し、チェ・ミンファンもドラム演奏に合わせてキム・ジョングクの『愛らしい』を披露した。チェがステージ中央でツリーチャイムを演奏しながらファーストアルバムに収録された『ファーストキス』を歌ったときには、ささやくような甘い歌声に客席からは「キュート」「素敵」との声が上がった。また、日本公演のために特別に準備したオレンジレンジの『花』やZARDの『負けないで』なども披露すると、熱気は最高潮に達した。ライブの最後は、デビュー曲であり最高の人気曲『愛の病』で締めくくられた。
メンバーはライブで、はこれまで磨いてきた日本語の実力も申し分なく発揮し、本格的な日本進出計画がスムーズに進んでいることを証明した。ハードロックからバラード、ヒップホップ、アコースティックなど幅広いジャンルにわたり個性溢れる音楽を創り出すFTIslandの迫力あるステージに、日本の音楽関係者も「特定ジャンル以外に10代のバンドが日本の歌謡界で注目されるのは珍しい。演奏の実力とすぐれた歌唱力を備えており、これからの期待が大きい」と驚きを隠そうとしなかった。
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