李会昌(イ・フェチャン)元ハンナラ党総裁が中心となる仮称・自由新党が10日に設立発起人大会を開き、本格的な党旗上げ作業を開始した。発起人大会には発起人210人のうち李元総裁、国民中心党の沈大平(シム・デピョン)代表、金ヒョク珪(キム・ヒョクキュ)元慶尚南道知事、姜三載(カン・サムジェ)元議員ら196人と、支持者300人余りが出席した。
 李元総裁はあいさつを通じ「きょう新保守主義のたいまつを掲げた。個人の自由と選択、個人の創造力、能力発揮を国と社会発展の原動力にしたいと思う」と述べた。また、こうした自由精神から南北問題を見つめていきたいとし、半世紀を超える分断を克服する力は自由精神でなければならないと強調した。目標は「韓国を最高の品格のある国にすること」で、既得権や縁故などにとらわれず価値を追求し互いに競争しながら自己刷新をするのが新保守だと説明した。

 大会では党設立作業の総責任者となる設立準備委員長として、設立企画団長を務めた姜元議員を選出した。姜委員長は「自由・国際・共同体主義を実現し、地域主義と既得権に安住せず、国民に夢と希望を与える政党にしたい。大統合民主新党が信頼を失い、ハンナラ党の1党独裁が予想される状況で、国民は自然に代案勢力を求めることになる。自由新党がビジョンを提示すれば自然にそれが代案になる」と主張した。


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